自称ADHDで、貯金が続かない。
気づいたらお金が減っていて、何に使ったのかもよく分からない。
そんな状態を、ぼくは何年も繰り返してきた。
集中力は続かないし、三日坊主も何度も経験してきた。
とはいえ、病院に行くほど困っているわけでもない。
ただ「お金の管理がどうしても苦手な人間」だった。
この記事では、そんな自称ADHDのぼくが、
いつの間にか貯金ができるようになっていた理由を、
「頑張らない仕組み」という視点でまとめていく。
節約の才能も、強い意志もいらない。
同じように貯金が続かない人の参考になれば嬉しい。
自称ADHDはなぜ貯金が続かないのか
自称ADHDで貯金が続かない理由は、だいたい決まっている。
- 毎月ちゃんと管理しようとして疲れる
- お金の確認を後回しにする
- 気づいた時にはもう減っている
問題は「だらしない」ことではない。
判断と管理を、自分の頭でやろうとしすぎていることだ。
自称ADHDの場合、
「考える」「選ぶ」「記録する」といった工程が多いほど、
途中で放り出しやすくなる。
だからぼくは、
貯金を“意識しないでも進む形”に作り替えることにした。
仕組み①:給料日に自動で積立されるようにした
最初にやったのは、積立NISAの自動引き落とし設定だ。
ぼくは給料日に合わせて、
毎月一定額が自動で引き落とされるように設定している。
ポイントは「余ったら貯金」ではなく、
先に消えるお金を作ることだった。
自称ADHDの場合、
「今月はいくら余ったかな」と考える時点で負けやすい。
気分やノリで使ってしまうからだ。
自動引き落としにしてからは、
貯金するかどうかを考える場面そのものが消えた。
気づいたら、勝手に貯金が進んでいる。
この状態が、いちばん楽だった。
仕組み②:お金を確認する日は「給料日」だけにした
次にやったのは、お金を見るタイミングを減らすことだ。
以前は、
「今月いくら残ってるんだろう?」と不安になって、
中途半端なタイミングで口座を見ていた。
すると、
先月より減っている気がして、
理由も分からずモヤモヤする。
そこでぼくは、
お金を見る日を給料日に固定した。
給料日は一番お金が多い日だ。
テンションも上がる。
このタイミングでだけ、
先月と比べてどうだったかを確認する。
すると、
「なぜ増えたのか」「なぜ減ったのか」を、
冷静に振り返れるようになった。
自称ADHDにとって、
確認タイミングを決めることは、
不安を増やさないための重要な工夫だった。
仕組み③:家計簿は「アプリ+クレカ連携」だけにした
貯金には家計簿が必要だ。
これはよく言われる。
ただ、ぼくの場合、
家計簿を手入力する時点で失敗していた。
記録が面倒で続かない。
入力漏れが増える。
結果、家計簿を見るのが嫌になる。
なので、
クレジットカード払い+家計簿アプリ連携だけにした。
これで、
何もしなくても支出が自動で記録される。
細かい内訳を完璧に管理するのは諦めた。
代わりに、毎月の傾向だけを見る。
自称ADHDにとって重要なのは、
「正確さ」より「振り返れる状態」だと感じている。
この仕組みにしてから変わったこと
正直に言うと、
劇的にお金持ちになったわけではない。
ただ、
貯金できない自分を責めることはなくなった。
気づいたら、
前よりもお金が残っている。
それくらいの変化だ。
でも、この「じわっと残る感覚」が、
自称ADHDのぼくには合っていた。
それでも続かない人へ
もし、ここまで読んで
「それでも無理かもしれない」と思ったなら、
それは普通だ。
自称ADHDは、
急に生活を変えるのがいちばん苦手だ。
全部やらなくていい。
一つだけ、仕組みを借りればいい。
貯金は才能じゃない。
環境で決まる。
このやり方が、
誰かの「気づいたら残っていた」に繋がれば嬉しい。
※本記事は筆者個人の体験・考察をもとにした情報提供を目的としています。
医学的な診断・治療・投資助言を目的としたものではありません。


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