でも、そこで「やる気を出そう！」と気合を入れても、なかなか続かないものだ。僕自身、何度も失敗してきた経験がある。
だから今回は、やる気ゼロでも“自動で動ける”仕組みについて考えてみたい。 ラクしたい人にこそ試してほしい内容だ。
そもそも、なぜ梅雨はやる気が出ないのか？
まずはここから。やる気が出ないのはあなたがダメだからじゃなく、環境のせいであることが多い。
日照不足が原因？
梅雨の時期は日照時間が極端に少なくなる。太陽を浴びないと、脳内のセロトニンが減少し、結果として気分が落ち込みがちになる。
気圧の影響も無視できない
低気圧は体を「休めモード」にする力がある。そのため、どれだけ頑張ろうと思っても、どうしても眠気やだるさが勝ってしまうのだ。
湿度の高さが地味にキツイ
高湿度は、体温調整を乱してしまう。知らず知らずのうちに体が消耗し、「なんか疲れるな…」と感じることも多い。
「仕組み化」がすべてをラクにする
さて、ここからが本題だ。やる気は水ものだし、あてにならない。 だからこそ、「やる気がなくてもできる環境」を作ってしまうのが一番ラクなのではないだろうか？
なぜ「自動化」が大事なのか？
たとえば、「歯を磨く」って、いちいちモチベーションを考えなくても習慣としてやってると思う。 この“自動運転状態”を、他の家事やタスクにも応用するという発想だ。
具体的な“自動で動ける”仕組みの作り方
1️⃣ 家事は「5分だけルール」でOK
「洗濯を回す」「食器を片付ける」…どれも面倒に感じるけど、「とりあえず5分だけ」と決めてみると、意外と動けることが多い。しかも、不思議なことにやり始めると続くことが多いんだ。
2️⃣ 目に見えるところに“次やること”を置く
例えば、明日ゴミ出しをしたいなら、玄関にゴミ袋を置いておく。 洗濯物をたたみたいなら、リビングに山積みにしておく。 「視覚的にタスクが見える」だけで、行動しやすくなる。
3️⃣ 「導線」を作る
やるべきことのアイテムは、すぐ手が届くところに置くのがコツ。 たとえば、朝起きたらストレッチをしたいなら、ヨガマットを出しっぱなしにしておくといい。
4️⃣ 習慣トリガーを使う
「コーヒーを入れたら5分片付ける」みたいに、すでにある習慣に別のタスクをひもづけると、やる気ゼロでもなんとなく動けるようになる。
5️⃣ スマホのアラームを使う
毎日決まった時間に「深呼吸しよう」とか「ストレッチしよう」みたいな通知を入れておくだけで、意外と継続できるものだ。
6️⃣ タスクを小分けにする
「部屋を掃除する」って考えるとデカすぎる。だから、「今日はテーブルだけ」「今日は床だけ」みたいに1タスクを超細分化するのがコツだ。
7️⃣ 音声入力で思考を整理
文章を書いたりメモを取るのが面倒な日は、スマホの音声入力を使うといい。頭の中のモヤモヤも整理しやすくなる。
「梅雨をラクに乗り切る」ためのマインド
正直、この時期は無理しなくていい。 「できない自分」を責めると、ますますやる気はなくなってしまう。だから、「自動で回せるところだけ整える」ことに集中するほうが健全かもしれない。
そして、忘れてはいけないのは、「完璧は目指さない」ということ。やる気がないのは、あなたが弱いわけじゃない。この時期は、誰だってしんどい。
まとめ：ラクに「自動化」して、梅雨を乗り切ろう
今回紹介した“自動で動ける仕組み”は、全部「ラクして生き抜く」ためのアイデアだ。
- 家事は5分ルールでOK
- タスクは見える化しておく
- 習慣の導線を作る
- 既存の習慣とセットにする
- 完璧を目指さない
梅雨は「がんばる季節」じゃなくて、「いかにうまくやり過ごすか」が勝負だと思う。 肩の力を抜きながら、ちょっとずつ“自動化”してみてはどうだろうか？
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