「気づいたら今日もダラダラ…」そんな日を変える、小さな行動のコツ。
「今日も結局、なにもできなかった…」そんな罪悪感を手放したい
朝起きて、スマホを見て、気づけばもう昼。
動かなきゃいけないとは思ってるのに、なぜか体が動かない。
やる気が出ないわけじゃない、でも重い腰が上がらない——
そんな日、誰にでもあるのではないだろうか?
そして1日が終わる頃、自己嫌悪の波がやってくる。
「自分ってダメだな」って、静かに沈んでいく——。
でもそれ、本当にあなたのせいなんだろうか?
やる気に頼らず「とりあえず動く」ための3つの法則
やる気が出ない日は、無理に気合で乗り越えようとしなくてもいい。
大事なのは「自分の脳と体をうまくだます」こと。ここでは、極力体力を使わずに“とりあえず動く”ためのシンプルな3つの法則を紹介しよう。
法則1:動く理由を「5秒以内」に決める
脳は考えるほどにブレーキをかけてしまうものだ。
たとえば「歯を磨こうかな」と思っても、「後でもいいか…」と考えてしまえば、永遠に後回しになってしまう。
だから、やるか迷ったら「5秒以内に動く」と決めてみてほしい。
脳科学者のメル・ロビンスが提唱する「5秒ルール」によれば、5秒以上考えると脳は“やらない理由”を勝手に作り始めるという。
「今立てばいい」「今5秒だけ歩けばいい」
そう自分に言い聞かせて、まず1アクションだけ起こすのだ。
驚くほど簡単に“動く自分”に切り替えられることがある。
法則2:「1分だけ」やってみる
「1時間やらなきゃいけない」と思うから動けなくなる。
でも「1分だけでいい」と考えれば、ハードルはぐっと下がるだろう。
スマホのタイマーを1分にセットしてみよう。
1分だけ掃除する、1分だけ資料を開く、1分だけ立ってみる。
それだけでも、「今日は何かをやった」という満足感が残る。
もちろん、1分だけで終わってもOK。
でも不思議と、1分やったら「もうちょっとやるか」と思えてくるものだ。
法則3:「やったふり」を先にする
人は「すでに行動した」気分になると、実際に行動しやすくなる。
これは心理学で“自己知覚理論”と呼ばれるもので、自分の行動から気持ちを作っていく考え方だ。
たとえば、作業用のタブを開いておくだけでも「やる準備はできている」と脳が判断する。
ノートを机に広げるだけでも、「もう勉強を始めている気分」になれる。
つまり、「とりあえず形から入る」のは、かなり有効な手段だということだ。
まとめ:「0→1」を超えられれば、その日はもう成功
- 考える前に動く「5秒ルール」
- 「1分だけ」でハードルを下げる
- “やったふり”で脳をだます
今日も動けなかった…そんな自分を責めなくていい。
むしろ、それだけ敏感に自分の心と体を感じ取っている証拠だろう。
でも、1ミリでもいいから動いてみること。
0から1へ、ほんのわずかでも超えることができれば、その日は十分に意味がある日になるはずだ。
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