「スマホ認知症」とは?集中できない・思い出せない20〜40代に急増中の新型疲労とは

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「あれ?何しようとしてたんだっけ?」が増えてきたら要注意

最近こんなことが増えていないだろうか?

  • スマホを手に取ったのに、何をしようとしたか忘れる
  • 人の名前や言葉がすぐに出てこない
  • 目の前の作業に集中できず、すぐスマホに手が伸びる

これらに心当たりがあるなら、“スマホ認知症”の可能性があるかもしれない。

そもそも「スマホ認知症」とは?

スマホ認知症とは、医学的な正式名称ではないが、脳の情報処理機能が著しく落ちている状態を指す。スマホの長時間使用によって、脳が情報の洪水に晒され続け、思考力・記憶力・集中力が落ちる状態だ。

まるで軽度の認知症のように、記憶があいまいになったり、ぼんやりした状態が続いたりするのが特徴で、現代を生きる20〜40代の多くがこの影響を受けている可能性がある。

スマホ認知症が進むとどうなる?

スマホ認知症の怖いところは、“じわじわと効いてくる”ところだろう。初めは「なんか疲れるな」とか「気分が乗らないな」程度。でもそれが続くと、以下のような変化が起こるかもしれない:

  • 慢性的なやる気の低下
  • 小さなことでイライラする
  • 何をしても達成感がない
  • 人との会話が億劫になる

こうして気づけば、「毎日がなんとなくしんどい」状態にハマってしまう。そうなる前に、小さな変化に気づくことが大事だろう。

あなたも当てはまる? スマホ認知症チェックリスト

簡単なチェックリストを用意した。5つ以上当てはまるなら、スマホ認知症の可能性は高いかもしれない。

  • 寝る直前までスマホを見ている
  • 気づけばSNSを開いている
  • 本や映画に集中できない
  • 家にいるのに無意識にスマホを探す
  • 思考がぼんやりして決断力が落ちている
  • 夜中に目が覚めてスマホを見てしまう

どうだろうか?「まさか自分が…」と思っていた人も、こうして見ると当てはまるものがあるのではないだろうか。

今日からできるスマホ認知症の改善策3選

1. 「スマホの定位置」を決める

まずは“無意識に触ってしまう”状況を減らすために、スマホを置く場所を決めよう。たとえば「食事中はキッチンに置く」「寝室には持ち込まない」など、使わない時間帯を意識的に作るだけで、脳の回復力はぐんと上がる。

2. 脳に“余白”を与える

スマホ認知症は、脳が処理しきれないほどの情報を詰め込み続けた結果だろう。だからこそ意識して「ぼーっとする時間」をつくることが大事。散歩、湯船、ベランダで空を見るなど、情報から解放される時間を持とう。

3. 朝イチのスマホをやめる

起きてすぐスマホを見ると、脳がフル回転になり、自律神経も乱れやすい。「まず顔を洗ってから見る」「朝は紙のメモを見るだけ」など、小さなルールでもいい。朝のスマホ断ちは、1日中の集中力を変えるだろう。

まとめ:情報を手放す時間が、あなたの“脳”を取り戻す

スマホは便利だ。でもその便利さに脳がついていけず、知らず知らずのうちに疲れてしまっている。思考力や集中力が下がってきたな…と感じたら、それは「スマホ疲れ」のサインかもしれない。

本気でスマホを手放す必要はない。けれど「ちょっと距離をとってみるか」くらいの気軽さで、今日から始めてみてほしい。

脳の調子が戻れば、「なんとなくしんどい日常」にも少しずつ光が差してくるはずだ。

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