仕事に家事、人間関係に将来のこと。
気づけばずっと何かに追われてる感じがして、ちょっとしたことで限界を感じる日ってないだろうか。
そんな“ポンコツな日”に、自分を守るためのセットを用意しておくと、案外なんとかなる。
そもそも、なぜ「生きづらい」と感じてしまうのか?
「なんか最近、生きるのがしんどい」──そう感じる日が増えてきた理由は、一つじゃない。
仕事のプレッシャー、他人との比較、家事の負担、情報の多さ、そして気圧の変化。
小さなストレスが日々重なって、体も心もじわじわ削られてるのかもしれない。
そして厄介なのが、そういう日は“何もしないこと”にも罪悪感を覚えてしまうことだ。
「ポンコツな日」にこそ使いたいQOL維持セットとは?
ここで紹介するのは、「ちゃんとしなきゃ」に疲れた日に、自分の生活を最低限守ってくれるアイテムや習慣たち。
ハードルを下げて、“何とか今日を終える”ことにフォーカスしたQOL維持セットだ。
1. 「最低限」の朝支度ルールを決めておく
顔を洗う、歯を磨く、着替える。この3つだけでもやっておくと「終わってる感」が減る。
鏡に映る自分が“そこそこ人間”に見えるだけで、なんとか外に出られることもある。
2. 「食べる元気がない日」のストック飯
冷凍うどん、豆腐、プロテインバー。火を使わずに食べられるものを用意しておく。
胃に何か入るだけで、心がちょっとだけ安心する。
「今日は生き延びたな」って思える。それだけで十分だと思う。
3. 「見える範囲」だけを片づける
部屋を全部片付けるのは無理。でも、机の上だけキレイにする。
それだけで視界がスッキリして、脳のゴチャつきも少しおさまる気がする。
4. 音・香りで「今ここ」に戻る
お気に入りのプレイリスト、気持ちを落ち着かせるアロマ。
外の世界がうるさい日は、自分の五感を味方につけることで「今」に戻れる。
5. スマホを、ちょっとだけ置く
SNS、通知、ニュース…。疲れた日に見ていいことって、実はほとんどない。
スマホを15分でも手放すと、自分の“内側の声”が聞こえてくる。
6. 「これだけやったらOK」のリスト
ゴミ出しした、自炊せずとも何か食べた、服を着替えた。それだけで、今日の自分はよくやってる。
ハードルをぐっと下げた「生存タスクリスト」があると、“自分を肯定する材料”になる。
7. 誰にも見せない「本音メモ」
なんとなくつらい。理由がわからない。
そんなときはスマホのメモ帳に、気持ちをそのまま書いてみる。
誰にも見せなくていい。言語化するだけで、少し呼吸がしやすくなる。
QOL維持セットは、「がんばるため」じゃなく「生き抜くため」に
これは“生活の質を上げる”というより、“生活の質を落としすぎない”ための方法。
ポンコツな日こそ、自分にとって必要なものを最小限に残して、あとはぜんぶ省いていい。
がんばらないための準備って、案外、生きづらい世の中を乗りこなすコツかもしれない。
まとめ:「今日を乗り越えた自分」をちゃんと認めてあげよう
QOL維持セットを使っても、劇的に元気になるわけじゃない。
でも、ほんの少し「大丈夫かも」って思える瞬間がある。その1ミリの変化が、次につながる。
だからこそ、今日をなんとか乗り越えたあなたは、もう充分すごいと思う。
この記事が、あなたの“ポンコツな日”の小さな灯りになりますように。
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